先生の一言
2020/09/23
ブログ
4歳の男の子が呟いていました。
「ぼくは、えはじょうずとほめられるけど、あとはダメなんだ。えだけほめられるんだ。」
お絵かきが大好きで、マリオ、ウルトラマンと目にしたものは、絵に描いています。4歳にしては、とっても上手です。
お母さんは、あまり気に留めていませんでした。
ある日、幼稚園の先生から家での様子を尋ねられたそうです。「絵は上手なんですが、お集まりの時はなかなか呼んでも来ないし、歌も歌わず、家ではどうですか?」と困っている前提だったそうです。
家では、頑固な一面を持ってる男の子は動かない時もありますと答えたそうです。これっておかしいのかなと思ったそうです。
先生が“ダメ“のレッテルを貼り、男の子は自分を「ダメだ〜」と口にするほど“ダメ“を言われていたのでしょうね。
先生に言うことも考えましたが、まず、絵の上手さと同じように“ダメじゃない“ことを伝え、小さな出来事(お手伝い、幼稚園の準備等)が出来たら「すごいね、やったね」と誉めて“ダメじゃない“を伝えていきました。
お母さんの頑張りもあって、暗かった男の子が「ダメなんだ」と言わなくなり少しずつ明るくなっているようです。
これからも肯定言葉を使っていきたいとお話しされていました。
お話し処では、子育ての日常の困ったことを一緒に考えていきます。
一人で悩まず、ご連絡ください。お待ちしています。