心の悩みが招く症状とは

2019/12/25 コラム

夫婦や嫁姑などの家族間での問題や職場での人間関係など、日常生活の中で抱える悩みは数多くあります。心に悩みを抱えたまま生活していると、体に不調を招くこともあります。悩みやストレスが招く症状とは、どのようなものがあるのでしょうか。頭が痛い、胃が重苦しい、湿疹、吹き出物が出てくるなど自分自信の弱っている部分に表れてきていませんか? 症状に心当たりがあるのであれば、その原因はストレスを感じているのではないでしょうか?

ストレスの原因は何か一緒に考え解消していきましょう。

腹痛
悩みがあったり、ストレスが溜まったりすると、身体の様々な部分に変化が起こるため、気が滅入ってしまうと思います。特に、胃や腸、皮膚、心臓などその人にとって1番弱い部分に何らかの形でおそってくる可能性が高くなっています。

例えば、大きなストレスを感じる仕事を辞めたいと思う気持ちを、生活のためや使命感から抑えていませんか?辞めてはいけないと頑張り過ぎることで、いつもとは違った形で胃が痛くなるなどの感覚に陥ってしまうかもしれません。最初は、ただ胃が痛いだけだったものが、吐き気がするようになるなど症状が重くなり、最終的には仕事に行くことができない状態になることもあるため、注意が必要です。

頭痛
ストレスと頭痛とは、とても密接な関係にあります。定期的な頭痛に悩まされるようになり、頭痛薬を服用しても改善が見られない場合は、精神的なストレスが根本的な原因となっているかもしれません。緊張型頭痛と呼ばれ、心の悩みを抱える方の多くが経験しています。また、頭痛はうつ病患者の多くが悩まされる症状の1つでもあり、特徴としては朝方に症状が出やすいです。

自己嫌悪に陥ってしまう
こうした症状が出てしまうことで、自分を情けなく感じてしまい、「自分は駄目な人間だ」と自己嫌悪に陥ってしまう方が少なくありません。自己嫌悪に陥ってしまうことで、さらに症状が悪化してしまうという悪循環になってしまうことがあります。もし、最初の段階でいつもと違う悩みやストレスを感じ、心の底から誰かに「助けてほしい」と思ったなら、遠慮せずに自分の思いを話すことが大切です。それだけで、気分が楽になることもあります。

あまりにも、体の痛みがひどく長引く場合は、専門医への早めの受診がおすすめです。早い段階で、心の異変に気付くことができれば、悪循環に陥ることを防ぐことができます。生活のためだからと言って、頑張り過ぎて体を壊してしまい、働けず生活が成り立たなくなれば、それは本末転倒です。周りが頑張っているからと、それに無理に合わせて同じになる必要はありません。